プロが語るパーソナルトレーニングでの「論理する力」の重要性

昨今、パーソナルトレーニング、プライベートジム、ダイエットジムに興味を持つ人が増え、体の健康に気を使う人が増えています。そこで今日は、切っても切り離せない脳と体の関係について「認知機能を鍛えることでトレーニングの効率を上げる」という観点からトレーニングを継続する秘訣、健康に関する目標に到達するためのポイントをお話ししたいと思います。

 
認知機能をトレーニングし、発達させることで健康管理やジムでの筋トレの効率が上がり、健康に関する目的・目標を遂げやすくなります。

 

認知機能のトレーニング方法をまだ知らない人のために、いくつか参考になるエクササイズを紹介したいと思います。特に、今まで健康管理にトライしてきたけども何らかの理由で継続できなかった、挫折してきた人に読んで頂ければ幸いです。もちろん認知症予防に興味がある人も是非読んでください。

 

認知機能について

健康、スポーツ科学の学問分野では脳とそれ以外の体の関係性というトピックが近年研究者、学者の人たちに議論をされています。現状としては、
 

  • 身体的なトレーニングをすると脳の健康度合いがある程度上がる
  • 脳も筋肉と同じように使わないと衰える
  • 脳の健康度合いはトレーニングである程度変えられる

 

3つ目の“脳の健康度合いはトレーニングである程度変えられる”という点では、最近 Cognitive Performance という言葉が良く使われます。認知機能と訳されます。厚生労働省が運営する健康情報サイトではこの認知機能を以下のように定義しています。
 

“理解、判断、論理などの知的機能のこと。心理学的には知覚・判断・想像・推論・決定・記憶・言語理解といったさまざまな要素が含まれますが、これらを包括して認知と呼ばれるようになりました。”

以上のことを整理すると、今後健康管理、健康促進、スポーツ競技力アップ、身体能力アップなどの取り組み方として身体的なトレーニングと並行して脳のトレーニングを行うと従来の身体的なトレーニングだけよりも効率が上がるということになると私は考えます。

 

論理的思考、反射能力、記憶、語彙などの脳の発達が進むと問題解決能力が上がることでもあると思います。それはうたれ強くなることでもあり、目標に到達する能力でもあると思います。世の中には健康やスポーツ競技で挫折したり志半ばでやめてしまう人がたくさんいると思います。そのような経験をしないためには身体的なトレーニングだけではなく脳のトレーニングも必要になると私は考えます。
 

エクササイズ 1

ではここから具体的にどのように認知機能を発達させていったら良いのかについてです。今回2つのエクササイズについて解説していきます。1つ目は“トライアングルアップサイドダウン(triangle upside-down)”と言います。

 


 

10個の丸があります。すべての丸は同じサイズで均等に配列されているものとします。つまり10個の丸で正三角形を形成しているのですが、そのうちの3個の丸を動かして上下逆さまの正三角形に形を変えるというものです。

 


 

3個だけ動かして上記のように逆さまに出来ればエクササイズのクリアということなんですが、いかがでしょうか?ここまで読んでもうすでに答えにたどり着いている人もいると思います。一方でなかなか答えがわからない人もいると思いますので答えに到達するまでの過程をわかりやすく説明していきます。
 

整理

10個のうち3個を動かしていくということは7個は動かないということです。3個と7個というふうに整理できました。
 

推理

次に考えることは3個と7個、どちらが中心でどちらが周辺なんだろうかということ。考えるうえで何が中心で何が周辺(末端)なのかを理解することはとても大切です。動かない方が中心(軸)で動く方が周辺なのではないかと、推測を立ててみます。図形の中心から順に7個を選んでみましょう。
 


 

推理に従って試す

ここまで来たらどの3個が動きそうなのか見えてきました。3個のうちの1個を使って下のとんがり部分を作ってしまいましょう。
 


 

最後に残りの2個を動かして以下の通り完成です。
 


 

このようなエクササイズを解くとき、人は大きく分けて3パターンに当てはまるかと思います。

 

  1. 整理をして効率よく目的を遂げる人
  2. 整理をせずに効率悪く、がむしゃらに、偶然的に目的を遂げる人
  3. トライをするが目的を遂げられずギブアップしてしまう人

 

体重管理や運動神経アップにも効率の良い賢い方法というものがあります。皆さんには、賢い方法をすでに知っている経験者の助けを借りることで、整理する力、推理する力、そしてそれを実行に移す力を発達させることで、何をどうしたら自分の健康に関する目的に到達できるのか理解したうえで健康管理・トレーニングを楽しんで頂ければと思います。
 

エクササイズ 2

2つ目のエクササイズはハノイの塔です。1883年にフランスの数学者エドゥアール・リュカ氏が考案した数学のゲームです。近年では世界各地で脳トレのエクササイズとして使われたり、学校の授業で取り扱うところもあるようです。これは論理する力を発達させるために初歩的であり、とても理にかなったエクササイズであると私は考えています。
 


 

まず3本の棒が立っています。そのうちの1本に上から順に小中大というように、3枚のプレートが刺さっています。この3枚のプレートを他のいずれかの棒に刺し返るというエクササイズです。
続いてルールです。全部で3つあります。
 

  1. 動かせるのは1度に1枚
  2. 動かせるのはそれぞれの棒に刺さっている1番上のプレートのみ
  3. より大きなプレートはより小さいプレートの上には決して刺さらない

 

以上です。ではさっそく取り組み方を説明していきます。まずどちらの棒に移していくのか最初に決めてしまうのが賢いです。右の棒に移し替えたいとします。大のプレートが右に移動するには小&中は一度左にどかなければいけません。そうなるとまずは小が右に移動することになります。ここまでを以下に図で説明します。
 


 

これで大のプレートが動く準備が整いました。
 


 

あとは小を一度真ん中の棒に移し、中を大の上に乗せ、その上に小を乗せて目的達成です。
 


 

3枚のセットに慣れたら4枚にして同じように取り組んでみる。7枚まで出来るように取り組んでみて下さい。“ハノイの塔”でインターネット検索をすると無料で練習できるサイトがヒットすると思います。やったことのない人は是非トライしてみて下さい。
 

ここで、このエクササイズに関していくつかアドバイスです。3枚でやった時の最も効率の良い手数(プレートを動かした回数)は7回です。7回でクリアできるようになったら4枚に進んでください。クリアできたのだから別に何回動かしても関係ないじゃないか、と思う人もいるかもしれません。先ほどトライアングルアップサイドダウンの所で少し説明しましたが、整理をせずに、効率悪く目的に向かう人は挫折をしやすい、一度問題を解決しても再発の可能性が高い、と私は考えます。
 

例えばなぜ10キロ太ってしまったのか、なぜ五十肩になったのか、なぜ腰が痛くなったのか、整理をして理解できる人とそうでない人の間には、大きな違いがあると私は思います。整理が出来て理解している人はそうでない人に比べ、目的を遂げる可能性、再発しない可能性が高いと私は考えます。ですので、目的を達成することは大事ですがそのプロセスの効率がとても大切なのだと理解して下さい。
 

枚数別最も効率の良い手数

3枚:7回
4枚:15回
5枚:31回
6枚:63回
7枚:127回

 

楽しんで取り組んで欲しいと思います。
 

まとめ

今回は認知機能の“論理する力”というところに焦点を当てて初歩的なトレーニングの紹介をしていきました。これらは初歩的なのもですのでこれだけやれば論理のトレーニングはもう大丈夫だ、ということではありません。
 

一方で認知機能のトレーニングがどういったものなのか今まで知らなかった人にとっては学びがあったのではないかと思います。機会があれば別の論理のトレーニング方法を紹介してみたいと思います。また、認知機能のトレーニングはこの論理以外にも記憶、語彙、反射能力(もしくは情報処理速度)などといった様々な科目に分けることができます。
 

それらの科目をバランスよく発達させることが出来て初めて効果的な認知トレーニングということになると私は考えます。その辺に関してもまた別の機会にお話していけたらと思います。最後まで読んで頂きありがとうございました。
 

文章:JD
 

参考文献

厚生労働省 生活習慣予防のための健康情報サイト(2008)「認知機能」
<https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/alcohol/ya-043.html>

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